天の川羊羹とは?外国人に人気の和菓子で有名に!

日本は繊細な技術と豊かな感性によって旬の食材を用いて春夏秋冬を表現しています。特に和菓子は世界に誇る技術力と表現力で世界中の人々から高評価を得ています。

その中でも数億個を超える微光の恒星から成り立つ天球の大円に沿って淡い光を発する大河を再現した和菓子「天の川」は国内のみならず海外からの評価も高く、たいへん人気の高い羊羹です。食べるのが勿体無いと言われる羊羹「天の川」をご紹介したいと思います。

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期間限定の羊羹「天の川」について

天の川羊羹

羊羹は一般的に練羊羹のことを指しており、単色でねっとりとした食感と懐かしい風味が特徴の和菓子です。しかし、この天の川という羊羹は私たちが知っている羊羹とはかけ離れています。

天の川という羊羹を製造・販売しているのは、京都府京都市の東区にある三十三間堂前に店を構える老舗和菓子「七條甘春堂」です。天の川は6月1日から8月13日の旧暦の7月7日までの期間限定かつ数量限定の販売となっています。

天の川の賞味期限は生菓子ですので未開封の状態で最大25日の保存となっています。羊羹とは思えないほど美しい風貌をしており、淀みの無い澄んだ海のようなブルーのグラデーションの中に星屑を思わせる銀箔が優雅に輝いております。一口大にカットして器に盛ると鮮やかなブルーと銀粉が清涼な雰囲気を漂わせます。

天の川は青い部分がしっかりしたゼリーのような食感となっており、品の良い風味となっています。白い部分はお米のような舌触りがする層となっています。羊羹部分は小豆の食感を残しつつ、小豆本来の甘みがしっかり感じられるが甘さは控えめとなっており、さっぱりした味わいとなっています。冷茶との相性が抜群なので、暑い夏に最適な和菓子となっています。

七條甘春堂の天の川はたいへ人気の高い羊羹なので予約販売で即完売ということも少なくありません。さらに価格も税込で864円とお手頃価格のため、購入希望の方はお早めに予約されることをオススメします。

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天の川が完売していて購入出来なかった方は手作り天の川に挑戦してみては?

老舗和菓子店の七條甘春堂の天の川はたいへん人気の高い季節限定羊羹ですので、購入することが出来なかったという方も少なくありません。そこで、天の川を自身で手作りしてみませんか?

【羊羹部分】

  • 茹でた小豆 100g
  • 砂糖    10g
  • 食塩    少々
  • 水     100ml
  • 粉寒天   2g

【ゼリー部分】

  • フルーツ缶詰のシロップ 200ml
  • 水           200ml
  • 砂糖          大さじ3杯または4杯
  • 青色着色料       少々
  • 粉寒天         4g
  • 金粉またはアラザン等  少々

①土台となる羊羹を作ります。鍋に水と粉寒天を投入し、しっかりかき混ぜながら中火で沸騰させます。

②粉寒天が溶けきったら、砂糖と食塩を加え、完全に溶け切るまでしっかり混ぜます。

③茹でた小豆を②へ投入し、混ぜ合わせます。

④火を止め、粗熱を取ります。

⑤水で濡らした羊羹の型へ流し入れ、冷蔵庫でカチコチに冷やし固めます。

⑥固めている間にゼリー部分を作ります。鍋に水と粉寒天を投入し、中火でかき混ぜながら沸騰させてゆきます。

⑦砂糖を加え、砂糖が溶けきったらフルーツ缶詰のシロップを加え、1度沸騰させます。
⑧沸騰したら火を止め、青色着色料を少し加えて淡いブルーのゼリーを作ります。

⑨手で触れることが可能な温度まで冷めたら、冷やして固めておいた羊羹を取り出し、その上に流し入れ、冷蔵庫で固めます。

⑩⑧の残りに再度青色着色料を加え、濃いブルーのゼリーを作ります。

⑪淡いブルーを注ぎ入れて固めた羊羹の型を取り出し、⑩で作った濃いブルーのゼリーを流し入れ、金粉やアラザンなどで装飾を施します。

⑫再び冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。

青色着色料は合成着色料のものを使用すると健康を害する危険性があるので、天然素材のものを使用しましょう。羊羹の型から取り出す際は、土台部分の羊羹とゼリー部分が外れやすいので、透明なカップで作ると取り外す手間も省けますのでお勧めです。

日本の美しい和菓子に関する海外からの評価

とらや羊羹

老舗和菓子店「七條甘春堂」以外にも繊細で美しい清涼漂う和菓子はたくさん存在します。例えば、大極殿本舗のレース羹というレモンイエローの透明なゼリーに檸檬の透明な輪切りがレースのようにあしらわれている美しい和菓子です。和菓子には珍しい檸檬と蜂蜜をたっぷり使用した夏らしい1品となっています。

また、虎屋が昔から販売している寒天内に本物のような可愛らしい金魚が泳いでいる錦玉羹は、躍動感のある金魚と水の流れを再現した素晴らしい技術力です。この他にも虎屋の雲の峰や俵屋吉富の宵まつり、亀屋清永の星づく夜などは七條甘春堂と同様海外から高い人気を誇っています。

これらの和菓子を一目見た海外の反応はどれも「素晴らしい」や「この和菓子を食べるためだけに日本へ行きたい」、「この技術は日本人にしか出来ない」など称賛の声が多く聞かれます。

日本は2013年に和食が無形文化遺産に登録されました。壮大な自然の美しさや四季の移り変わりを繊細に表現しており、栄養バランスも摂れており、さらに食材本来の風味や香りを最大限引き出していることが高く評価されたからです。

もちろん和食には和菓子も含まれており、和食だけではなく和菓子が今後世界各国で注目を集めることとなるでしょう。その前に1度は七條甘春堂の天の川を食べたいですね。

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