赤ワイン、白ワイン、ロゼの味や成分、作り方の違いについて

世界各国で製造されているワインですが、赤ワインや白ワイン以外にも豊富な種類が存在するのをご存知ですか?

 

よく見かけるワインといえば、ルビーのような真紅の赤ワインや透明感のある爽やかな白ワインですが、薔薇のようなエレガントさを持つロゼワイン、しゅわしゅわと心地良い微炭酸で飲みやすい発泡性ワインなど様々な種類があります。

 

なぜ、ワインにはこのように複数の種類が存在するのでしょうか?また、赤ワインと白ワイン、ロゼワインにはどういった違いがあるのでしょうか?

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ワインの種類について

赤ワインや白ワイン、ロゼワインにはどのような違いをご説明する前に、ワインの種類についてご説明します。ワインは現在100種類以上を越える種類が存在します。これにはきちんとした理由があります。

 

その理由とは、1つめはワイン造りに欠かせないブドウの品種の多さです。ワイン造りに用いられるブドウは大きく分けて2つに分類されます。1つがあっさりした薄い色彩を持つ淡色種で、もう1つが濃厚で深い色彩を持つ濃色種です。

 

それら2種類のブドウをさらに細かく分けて行くと、種の大きなブドウだったり、渋みの強いブドウだったり、甘みのあるブドウなど様々な品種のブドウが存在します。そのため、使用したブドウの品種によって風味や香りが変わり、その地方独特のワインが完成するのです。

 

さらに、同じブドウでも育った気候や風土によってワインの風味や香りが大きく変化するため、同じワインでも前年度と今年度では風味が違ったりすることもあります。また、ワインの製造方法にもその地方独特の製法があるため100種類を超えるワインが販売されているのです。

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赤ワインとは?

赤ワイン

 

赤ワインとは濃色品種のブドウから造られているアルコール飲料です。フランスのボルドー地方などで育成されている赤ワインの代表品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、日本の赤ワインの製造で用いられているマスカットベリーAなどが挙げられます。

 

赤ワインは100gあたり73Kcalあり、グラス1杯ではおよそ58Kcalと意外と高カロリーなアルコール飲料です。タンパク質は0.16g、炭水化物は1.2g含まれており、クロムやモリブデンといったミネラル類の含有量が多いのが特徴です。

 

赤ワインの醸造方法は、濃色種のブドウを破砕機に入れて粉砕し、粉砕と同時に梗というブドウの軸を取り除きます。粉々に粉砕したブドウの実を果皮と種子が付いたまま発酵さえせるタンクへ注ぎ入れ、ワイン専用の酵母菌でアルコール発酵させます。

 

このブドウの果皮と種子を一緒に仕込む製法を「かもし発酵」と呼びます。赤ワインの赤い色はブドウの果皮の色彩であり、渋みはブドウの種子に含まれるタンニンによるものです。

 

白ワインとは?

白ワイン

 

白ワインとは淡色種の果汁を発酵させて造られているアルコール飲料です。フランスのブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方などで育成されている白ワインの代表品種であるシャルドネやドイツを代表する品種のリースリング、日本の白ワイン製造で用いられている甲州などが挙げられます。

 

白ワインは100gあたり73kcalあり、グラス1杯ではおよそ58Kcalと赤ワインと同じカロリーとなっています。濃色種のブドウでも色素が抽出されないものは白ワインとして用いられることもあります。タンパク質は0.08g、炭水化物は1.6g含まれており、鉄分やマンガンといったミネラル類の含有量が多いのが特徴です。

 

白ワインの醸造方法は、淡色種のブドウの実を粉砕機に入れて粉々に粉砕します。粉々になったブドウの果実は梗と呼ばれるブドウの軸を丁寧に取り除き、搾汁機に投入します。搾汁機の底から流れ出てくるブドウの果汁を容器へ取り、搾りたてのフレッシュなブドウ果汁をワイン専用の酵母菌と共に発酵タンクへ入れます。

 

ロゼワインとは?

ロゼワイン

ロゼワインとは、白ワインのような透明感と赤ワインのような鮮やかな赤色を持った上品かつ優美なアルコール飲料です。ロゼとは「淡紅色」というフランス語です。気品溢れる薔薇のような色彩を持つワインですので「薔薇色ワイン」という異名を持っています。

 

ロゼワインの醸造製法は赤ワインと白ワインを組み合わせた製法となっており、赤ワイン同様ブドウの実を粉砕機にかけ、果皮と種子が付いたまま、かもし発酵で造られます。

 

しかし、発酵した液体が淡紅色になったらブドウの果皮と種子を取り出し、白ワイン同様液体のみ発酵させます。ロゼワインの製法は濃色種と淡色種のブドウを混合させて発酵させるなど国や地方によって異なります。

 

ロゼワインは100gあたり77Kalあり、グラス1杯ではおよそ62Kcalとなります。赤ワインや白ワインと比べると、ややカロリーが高くなっています。タンパク質は0.08g、炭水化物は3.2gとなっており、白ワイン同様、鉄分やマンガンの含有量が多くなっているのが特徴です。ロゼワインは色彩によって適温や相性の良い料理が違いますので、注意が必要です。

 


赤ワインは渋みと酸味の調和が取れたアルコール飲料であり、白ワインは芳醇で喉越しの良い辛口のアルコール飲料となっています。ロゼワインは白ワインに近い爽やかな風味となっています。ご自身にあったワインを見つけ、美しくて健康的な身体を手に入れましょう。

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